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校長あいさつ

令和4年度 第1学期始業式

本日、令和4年度がスタートしました。新1年生80名を向かえ、全校児童497名、19学級でのスタートです。私は、黒澤校長先生のあとを引き継ぎました、校長の 岩井 正明 といいます。よろしくお願いします。上から読んでも「いわい」、下から読んでも「いわい」です。覚えてください。

 

年度のスタートなので、新郷南小のキャッチフレーズについてお話をします。本校のキャッチフレーズは「夢をはぐくみ 学びを拡げ 未来にはばたく 南っ子の育成」です。このキャッチフレーズは本校の伝統の一つです。

 

ここで、みなさんに聞きます。将来の夢をもっている人はいますか?心の中で返事をしてください。まだ見つかっていない人もこれから見つかりますので心配はいりません。では、夢をかなえるためにはどうしたらいいと思いますか?そうです、一生懸命努力することが必要ですね。今日は「夢をはぐくみ 学びを拡げ 未来にはばたく 南っ子」のために、ここから努力の話をします。

 

ここに一つのツボがあります。これは努力のツボです。このツボは目に見えますが、皆さんの中にも目に見えない努力のツボが存在しています。努力というものは、目に見えないため、結果が出ないと途中で嫌になって努力をすることをあきらめてしまうことがあります。しかし、コツコツと積み重ねた努力は、決して無駄にはなっていません。目には見えなくても、(コップの水を3杯くらいツボに注ぎながら)このコップに入れた水がツボに貯まっていくのと同じように、確実に力となって皆さんの中に積み重ねられています。そして、いつか努力のツボから溢れ出し、目に見える結果となって現れます。いつ結果がでるかわからないのに努力をするのは本当に大変ですよね。だからこそ、努力することには大きな価値があるのです。だからこそ、努力をしている人はかっこいいのです。

 

今年1年、勉強や運動など、様々なことにチャレンジし、努力し、力を付けてほしいと願っています。そして、新郷南小学校の全員が、夢に向かって、未来に向かって大きく羽ばたいてほしいと願っています。皆さんの努力のツボが溢れ出すことを願い、新郷南小学校のキャッチフレーズの話を終わりにします。

令和3年度 修了式 校長式辞

 一年間の振り返りを

  本日、令和3年度のすべての学習を終了します。

 この一年間も、そのほとんどが「まん延防止等重点措置」或いは「緊急事態宣言」が発令された状況でした。そのような中、新型コロナウイルス対策をしながらも様々な学習に取り組むことができました。

 今年は「100点を目指すのではなく、自分の可能性を信じて100%努力する」ことをテーマに取り組んできました。皆さんは、どのようなことに努力をしてきたでしょうか。振り返ってみましょう。

 私がこの一年間を振り返って、嬉しかったことをお話しします。

1 皆さんがたくさんの本に親しみました。図書室の貸し出した本の数が1万2000冊を超えました。今年は物語や伝記などを読む人がとても増えました。

2 皆さんが運動に親しみました。川口市少年少女ふれあいなわとび大会や校内なわとび大会でたくさん良い成績をあげました。新体力テストの成績もとても良く、みなさんの体力が向上していることがわかりました。

3 皆さんが健康に過ごしました。むし歯になった人がとても少なくなりました。また、むし歯になっても全員が治療を終えることができました。

4 皆さんの挨拶の声が大きくなりました。廊下で会ったとき「こんにちは」という明るく元気な挨拶が響き渡りました。登下校中でもしっかり挨拶ができるようになりました。

5 皆さんが安全に過ごしました。大きな交通事故や、不審者事件などに巻き込まれずに安全に生活することができました。事故や事件、地震などの災害はいつ起こるかわかりません。これからも気をつけましょう。

新年度は新たなめあてをもって、さらに成長する一年にしていきましょう。そのために、春休みに心も体も、学習用具も新学年の準備をしっかりやりましょう。

 それでは、4月8日が令和4年度の始業式です。皆さんと元気に会えることを楽しみにしています。

令和3年度 3月朝会 校長講話

 前向きな気持ちで

 新型コロナウイルスのオミクロン株による感染者数が減少傾向になりましたが、まだ油断はできません。引き続き感染対策をしっかり行いましょう。

さて、2月は北京オリンピックに世界中が沸き上がりました。そして、今月4日からは北京パラリンピックが開催されます。みなさんは、どの競技にきょうみをもったでしょうか。今日はカーリング女子日本代表チーム「ロコ・ソラーレ」の活躍に触れてみます。カーリングというスポーツは「氷上のチェス」と呼ばれるほど、高度な戦略が求められるそうです。また、変化する氷の状態を見極め、繊細なショットを決めるという強い心が求められるスポーツです。そのようなカーリング競技の中で、ロコ・ソラーレの選手は常に笑顔と前向きなはコミュニケーションで試合を進めていました。「ナイス!」のかけ声はとても印象に残っています。常に前向きな気持ちでいることによって、自分たちのベストパフォーマンスを発揮していました

 私たちの普段の生活の中でも、前向きな気持ちでいることを心がけると、学校生活が一層楽しくなりそうです。今日皆さんはどんなことができましたか?朝いつも通りに起きることができたとか、しっかり朝ごはんを食べたとか、できていることはたくさんあります。自分のできているところ、頑張っているところに目を向けていきましょう。

 お知らせです。学校ファームに新しい看板が設置されました。開校50周年記念事業の一つです。皆さんの取組を地域へ発信していきたいと考えています。4月からの活動を楽しみにしています。

令和3年度 2月朝会 校長講話

しんニャンアート展

  新型コロナウイルスのオミクロン株による感染拡大が続いています。今までに経験のない感染力です。感染防止にしっかり取り組みましょう。マスクは正しく着用していますか。手洗いや消毒をしっかりしていますか。給食の時はおしゃべりをせずに食べていますか。毎日の体温測定や健康観察をしていますか。少しでも体の調子が悪いときは、登校しないで家でゆっくり過ごしたり、病院で診てもらったりしましょう。そして、今の状況は誰が感染しても不思議ではない状況です。感染対策をしていても感染してしまうかもしれません。私たちは感染をした人と闘っているのではありません。闘っている相手はウイルスです。みんなで力を合わせて、乗り越えていきましょう。

 昨日から、「しんニャンアート展」を開催しています。昨年度から始めたことの取組を楽しみにしていました。今年も、皆さんの努力の証が展示されています。楽しく「しんニャンアート展」に参加するためのポイントを三つお話しします。

一つ目、友達の作品の良いところを見つけましょう。そして、良いところを見つけたら、これからの自分の作品作りに生かしてみましょう。

二つ目、友達が頑張ったところを発見しましょう。どの作品も、作った人の頑張りポイントがあるはずです。そのポイントを発見しましょう。

三つ目、ほかの学年の作品も見てみましょう。自分より上の学年を見てあこがれをもち、自分より下の学年を見て当時の自分と比べてみるという楽しみ方もあります。

 どの作品にも、作った人の思いが込められています。一つ一つの作品は大切な宝物です、目で、心で楽しみ、皆で「しんニャンアート展」を成功させましょう。

令和3年度 第3学期始業式 校長式辞

 新年あけましておめでとうございます。

 皆さん、2学期の終業式でお話しした約束を守り、楽しい冬休みにすることができたでしょうか。事故などの連絡がなく、今日の始業式を無事に迎えることができて安心しています。

 さて、みなさんは「一年の計は元旦にあり」という言葉を知っていますか。今日配信する学校だよりにも書いているのですが、「物事を始めるにあたっては、最初にきちんとした計画を立てることが大切である」という意味です。今年は寅年で「頑張ることを決めて、挑戦するとよい年」と言われているそうです。今年頑張ること、この3学期に頑張ることを考えてみましょう。そして、目標達成のための計画を考えてみましょう。

 これまでに、「今年はこれを頑張ろう」と決めたけれども、すぐにあきらめてしまったり、途中で投げ出したりしたことはありませんか。そういったことを「三日坊主」といいます。残念なことではありますが、正直なところ誰にでも経験があるのではないでしょうか。

 今日は、三日坊主にならない3つの方法をお話しします。

 一つ目は、「自分に合った計画を立てる」ことです。高い目標に挑戦することは素晴らしいことですが、無理な目標はすぐにあきらめてしまうことになりそうです。ちょっと頑張れば達成できるくらいがちょうどよいでしょう。

 二つ目は、「計画は変更できる」ということです。自分でたてた計画なのですから、自分で変更してもよいはずです。自分に合ったやり方や計画に変えていくことも大切なことです。

 三つ目は、「自分をほめる」ことです。計画通りにできたらカレンダーに印をつけるなどをしてみてはどうでしょうか。自分が頑張れていることを目で確認することは、やる気を出すためにはとても良い方法です。

 「一年の計は元旦にあり」です。しっかり目標や計画を立てて、成長を実感できる一年にしましょう。